前日はこちら
初日はこちら

うーむ、お腹が重い。
朝は昨日のザンギと酒が残り少し重い内臓。

この日は根室まで進み、東端の納沙布岬を目指す1日となる。
昨晩は結局のところ買ったワインを1本だけ飲み切ることができなかった。
これは重りになるけれど今夜飲むやつにしよう…


朝食はがっつり弁当形式の定食。そこそこ美味しい。

さあて準備を…と思って着替えるために全裸になったところでホテルのスタッフさん(外人女性)が食事の皿を下げようとガチャっとドアを開けようとして来たのが朝のアクシデント。
このまま開けてもらってラッキースケベイベントがあるんだったらそのままドアを開けてもらってたんだけどな。


さてさて、本日の行程は弟子屈から別海町に抜け、根室に向かうルート。
ほとんどこの日は走るだけの1日であるが、気温が低く霧・小雨傾向にあり写真もほとんどない。

温泉のための掘削・開発もしてくれる北海道。
0003

懐かしのムネオハウス。
0005


ミルク溢れちゃう…
0006

0004
乳牛だもの。


弟子屈-別海町を結ぶルートは、両サイドに牧場を見ながらアップダウンを繰り返す道。
見通しも良く、開けた北海道らしい景色を期待していただけにこの天気は悔しい。
0007
0008
0009
牛も横断しちゃう…乳牛だもの。

0010
補給食はセイコーマートの新商品のキャラメルクリームパン。

お昼を前にして別海町に到着。
0011


別海町は牛乳関係の製品が魅力的で、そこかしこでチーズケーキやらソフトクリームやらの看板を見かける。
私も今年のふるさと納税では別海町に寄付をさせていただいており、返礼品ではチーズケーキを頂いた(むちゃくちゃうまい)。

【ふるさと納税】【日本最大の生乳産地】北海道・べつかい町から届く濃厚チーズケーキ BETSUKAI~べつかい~ 5号【1201481】

価格:12,000円
(2020/12/13 05:23時点)


その返礼品のチーズケーキを作っているカフェのミルフイユさんは今回は定休日だったためお伺いすることができず…無念。
0016

その他に何かないかなと探していると、すぐ近くにテレビでも紹介された巨大ポークチャップのお店があることに気付く。
確かここは焼くのに時間がかかるはずだから…と、電話で予約をした上で他店のグルメで時間を潰すことに。

まずはカフェZICOさんでケーキセットを。
0013
0014
0015
チーズケーキは予想通り超濃厚で美味しく、ゴマ入りミルクココアも絶品。

続いて立ち寄ったミルクハウスでは4のつく日限定のパンDEソフトを頂く。
アツアツのパンにはさまれたソフトクリームが超うまい。
0018
ミルフイユさんの定休日ではあったものの、月に3日しか食べることができない限定品を頂けたのは大きいぞ。
0017

そんなこんなしている間に簡単に時間は経過していくので、いよいよメインのポークチャップのお店へ。


ポークチャップの店 ロマン
0019

北海道HTBの人気旅グルメ番組「おにぎりあたためますか」でも訪れたことがあるこの店。
ちょうど直近の放送でオクラホマの河野さんがここに来たところが放送されていたのも記憶に新しい。


番組ではフルサイズを楽しんでいたのでこの大きさ。
今回は焼き時間と他にもグルメを食べることなどを考え、ハーフサイズを依頼。

0020
それでもこの大きさだ…でけえ。
ボリュームたっぷりの肉は満腹感だけでなく心の満足度も満たしてくれる。うまい。
0021

バッチリ肉で補給した後は、再び走り出す。

別海町には他にも野付半島だとか自然も豊かで景色も楽しめるスポットもあるのだけれど、時間の関係上今日は見送り。
またいつか(いつかがあるのかは不明)別海町に来ることがあったら是非見に行きたいな。
北海道はこうやって行くたびに行きたいところが増えてしまうから恐ろしい。

0022
出たな、北海道で現れる結局よくわからない単語「現場」。
宿に泊まっても「現場の人」がたくさんいるけれど現場に当たるものがあちこちにありすぎてさっぱりわからん…。

0023
こういう上り切った先が見えない、その先に広がる景色を期待させる坂が好き。


シカ注意!!!!!!!!
0025



いかにも北海道らしい案内表示。どっちに行っても名古屋-岐阜間くらいあるがや…。


そんなこんなでしばらく進むと、海が見え、景色が開けいよいよ最東端が近づいてくる雰囲気がある。
0026

0027

根室に到着。

とりあえず納沙布岬に行くまでの中で本日の宿があるので、とりあえず荷物だけ置かせていただく。
荷物を置いたら早速納沙布岬へ。

納沙布岬までの道は意外に長く広く、根室から片道約20㎞。
岬の中央部分は牧場なのか、草原というのか、たくさんの動物が。
0028
0029
0030
0031
0040
牛、馬、キツネ、そしてエゾシカ…

時計回りに回ったが、左手には広大な海、右手には動物と、ちょっと不思議な感覚だった。

0032
0033

0036

納沙布岬に到着!!風は強いものの、気温は上がって晴れてきているおかげで景色がいい。
先の島々もよく見える。

納沙布岬と言えば派出所!
初期のこち亀でよく両津が飛ばされたのが納沙布岬!
派出所は…あった!!!
0037

ある意味聖地巡礼(さすがに岬の先端にはなかったけれど)

しかしまあ、根室からもそう思ってたけれど、この辺り…いたるところに北方領土返還に対して強い思いを感じる。
0034
とにかく「返せ!」という気持ちだけは強く伝わってきた。
0039

最東端の食堂で海鮮ラーメンを補給。
0038
季節の花咲がにだけでなく、わかめやエビ、ハマグリなど充実した味わいだった。

補給を終えたところで、時刻も4時半。
真夏とは言えここまで東に来ると日が沈むのはかなり早いようで、既に夕方の様な空の色合い。
最高気温が19度とか8月とは思えない数字を出してくるため、完全夏装備の自分は日が暮れる前には宿に戻ることにした。


今夜のお宿は根室のゲストハウス「ネムロマン」。
IMG_5126
ふるさと根室にUターンしたオーナーさんが“ロマン”ある根室の食や自然をもっとPRしたいと、ゲストハウスとしての機能のほかイベントスペースとしても地域に根差した施設にしたいと開業したというお宿。

今年になってからの開業とだけあって設備は新しく、シャワーや洗面所は奇麗でかつ使いやすい、ドミトリーのベッドにもUSB端子の電源が標準装備など、現代の旅行にはお勧めの宿である。

晩御飯はどうしても海鮮が食べたかった。東の海の海鮮は絶対に美味そうだという直感があった。
お店としては回転寿司に行きたい。
しかし根室では有名な回転寿司の「花まる」と、ゲストハウスのオーナーさんのおすすめの「祭囃子」どちらに行くべきか…






ま、迷ったら両方ですよね。
というわけでどちらもハシゴ。
0041
IMG_5121
IMG_5116
これまでが農産物や肉が中心だったので、ここで海鮮を食べるのは最高だった。
しかも超うまい。
0042

締めは花咲ガニの鉄砲汁だ。

しこたま食べて飲んで、宿に戻ってからはゲストハウスの旅人と酒を飲みながら談笑。
お互いの旅の感想を交換しながら、互いの旅の無事を祈ってこの日は就寝。

身も心も超絶満足した状態で、眠りにつくのであった。


走行距離:165.8㎞。