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すがすがしい夜明け。

昨日は素晴らしい1日だった。
朝から絶望的なパンクをしたものの、なんとかリカバリーして走り出し、
晴天の三国峠、タウシュベツ川橋梁を堪能して温泉宿で一泊。


実に素晴らしい3日目を終えた今日は何があるのだろうか。
ワクワクして1日が始まる。
中村屋の朝は、客室の入り口に牛乳配達が行われるところからスタート。
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起きて早速朝から露天風呂を浴びて、風呂上がりの牛乳を飲んで、最高の朝。
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朝ごはんも実に美味しいビュッフェ。
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最高かよ!!



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すごく残念なのは、小瓶のビールとワインがビュッフェに含まれていること。
なんと最高なことか…!
だけど当然自転車旅なのでパスすることに。無念。
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素敵空間だった。
そんなこんなで居心地良すぎてチェックアウトしたのは9時過ぎ!

今日は160km-190kmくらい走るはずの日なんだけどな…まあいいか。

そして今日は嫁と別行動を開始する日。
嫁は南の襟裳岬、自分は東の納沙布岬までそれぞれ目指していくのだ。
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少し走ったところで嫁とお別れ。
これで次に会うのは千歳空港になる。
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一人で走ること数分。


1組のサイクリストとすれ違う。
すれ違い様に気付く違和感。


…なんかみたことあるジャージだ!




まさかのETTジャージ。まさかのフォロワーさんだった。



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チタンプーリーまでお揃い


まさか北海道でこんな形ですれ違うとは。
狭いもんです。

しばらくは北海道らしい景色を堪能。
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獣のうんこやリスの死骸などを見つつ山の方へ。


走り出して2時間で最初の信号辺り、北海道。


少しアップダウンをこなしながら進むと、道の駅を発見。


この日の行程を見る限り道中にはあまりお店は期待できない。
阿寒湖などに着くときは夕方近くなっているはず。
お昼はどこで取れるかわからない…




そう考えて、かなり早いけれど豚丼を食べることにした。
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まあ、帯広も近いし、ちょうどいいんじゃない?


そこまでお腹は空いていなかったとはいえしっかり完食。
うめえ。


そして走り出すこと十数キロ…

北海道の力がおみまいしてくるぞぉー。


道端で売っている茹でとうきび、じゃがバター、次々に襲いかかってくる北海道の農産物達が足止めをかけてくる。
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美味いんだから仕方がねえんだよなチクショウ!!

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シオワッカ公園の石灰華半ドーム
大規模な北海道の自然の中でも、時折見せるこうしたつくりは美しい。


結果として色々なところで足止めを食らってしまったので、阿寒湖に着いたのが15時ごろ。
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この日は走れたら摩周湖と屈斜路湖まで行きたかったけれど、断念かな。
屈斜路湖はまたいつか釧路あたりから北上するときに行ければいいや。うん、そうしよう。


これも自転車旅。立ち寄るのも、行き先を変えるのも割と自由だ。
というわけで夕景を見ながら摩周湖方面に向かう。
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弟子屈に到着したところで向かうお店が一つ。
「摩周湖のあいす」アイスクリームのお店だ。

ここは以前に嫁がライドで来た際に営業時刻に間に合わず食べれなかったというお店。

なんで来たかったかって?

嫁に自慢するために決まっとるでしょ( ^ω^)
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というわけでジェラートをダブルでいただき嫁に送信!




そのあとは日の入りまでは少しだけ時間がありそうだから摩周湖だけ見に行くことにした。
最初の展望台まで登ること約10キロ。
狙った時間もあり、霧の摩周湖を堪能!
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願わくばキリはあって良かったので太陽ももう少しあると良かったなあ。


さて、時間も遅くなり始めていたのでサクッと下ることにするが、北海道も道東に来れば来るほどよく冷える。
真夏で大阪は酷暑だというのに、この時の気温は15℃以下。普段なら余裕の気温だけど、まだ夏の気温に体が順応している自分には少し肌寒いほどであった。


宿にチェックインする前にセイコーマートで翌朝の朝食と夜のお酒を少し買ってホテルへ。

ホテル摩周へ到着。

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チェックイン手続きをしていると…

「一泊朝食付きのプランですね!」


朝食頼んだの忘れてた!!(笑)


というわけで、晩御飯は近くの居酒屋に行く予定だったのだけど先にカップ麺を2杯食べてから向かうことに…。
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道中常に食べてきたからこの時点で割とお腹はいっぱい。
でもせっかくきたのだから、地元民経営の居酒屋には行きたい。


そんなわけでちょっとだけ飲むつもりで近所の居酒屋へ。
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ザンギと摩周ハイボールを注文して帰るつもりでした。
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レシピはブラックニッカ×ウィルキンソン炭酸×ブルーキュラソーとのことだった。



「はい、ザンギお待ちー!!」
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ナニコレ

一つ一つがゲンコツ以上の大きさ。それが山盛り。
おいおいマジかマジか。

普段なら喜んで食べる量、しかし今は割と腹が膨れている。そんな状況だと結構大変だぞこれは!!



しかもこのあと、ザンギを食べるために


俺「生中一つ追加で!」
おかみ「はーい!…っとととと、あらま、出し過ぎちゃった!全部どうぞ!(2杯分)」
常連「あなた気に入ったわ!旅がんばってね!これは私から!(摩周ハイボール)」


なぜなのか。
(宿にまだ3-4缶ある)

結局看板まで飲んでしまい割とほろ酔いでホテルへ戻る。


そして残されたセコマのハイボールとチューハイを飲んで、ぐでんぐでんで寝床につくのであった…。




北海道で満足するには俺の胃袋があと3つくらいは必要なようです。


走行距離:164キロ