(ああ、そうか。北海道に来たんだった。)
そらちグルメフォンド2020は中止になったけれど、俺のそらちグルメフォンドはまだここにある。
今年もやってきた北海道ツーリング2020。
この日は2日目、空知地方を通りぬけて旭川までを走る1日だ。
二人の北海道ツーリング、スタート
朝ごはんはホテルの豪華バイキング。
ポリ手袋などコロナ対策をした上で、ずらりと並んだ朝ごはんを頂く。
Gotoトラベルほんとすげえなあ…これだけ豪華に朝ごはん食べても4000円以下だ…。
北海道の気温は、この日は最高気温30度以下。
大阪が37度。うーん、北海道に来ていてよかった。
この日の行程は千歳を出発し、長沼、由仁などそらちGFでも通るコースを抜け岩見沢まで進んだあとは、旭川まで国道12号で一気に進む形になる。
その間におやつやらゆでとうきびやらきじ麺やらのグルメを堪能して寄り道する予定だ。
走行距離は約150㎞。
荷物があることを除いても北海道だから大体問題ないだろうという感覚。
荷物があることを除いても北海道だから大体問題ないだろうという感覚。
学生時代は1日100㎞走ることなんて稀だったので、千歳-札幌で1日、札幌-旭川で1.5日使っていたことを考えると、よく走れるようになったものだと思う。
まずスタートは嫁を見送るところから始めます。 pic.twitter.com/5gwKngsvJu
— まさやん (@saibaiman1002) August 20, 2020
はい、ここでまず別行動ですwwww
一緒に走るんじゃないんかい!w
— け〜すけ@盆栽自転車 (@keis_pf) August 20, 2020
それはそれでアリだと思いまーす!
— 箱の人@中に人など居ない (@prizma44) August 21, 2020
いや、だって嫁とペース違いすぎるし…150㎞のんびり走ったら間に合わないし…
嫁よりも寄り道したいところが多いけど連れて行ったら時間間に合わないし…
異論は認めない。
とは言え何かあったら助けられるようGoogleで位置共有の上、あとから追いかけるような形で走行する。
というわけで早速自分は千歳から道道967号で北上し長沼を目指す。
寄り道とたくさんの補給
最初に立ち寄るのは森下松風庵!
新しくなったバイクラックにはそらちゲートエリアバイクウェイのマークが。
この辺りの地域で協力してサイクリストたちを盛り上げようとするこの雰囲気がうれしい。
かりんとう饅頭とアイスうまーーい。
当然ここでは嫁の分も購入して次なる寄り道地点へ。
ここからはおおよその道と方角だけ決めて何となく進む。
だって、北海道の楽しさは景色にある。大通りにはない景色が一本入ったところにあるんだから。
ちょっとした農道から見える丘はやはりいい。
さて、次なる目的地が見つかってきた。
目的地は野菜の直売所だ。
ぶっちゃけどこに直売所があるとか知らないので見つかったところでいただく。
ぶっちゃけどこに直売所があるとか知らないので見つかったところでいただく。
頂くものは、トマトと、ゆでとうきびだ。
北海道のおいしいものは海鮮や酪農だけじゃない。果物、野菜、すべてが反則級にうまい。
自分も北海道では海鮮より農産物の方が好きで、北海道に来た以上は何としてでも食べておきたかった。
北海道のゆでとうきびは初めて北海道に来た2005年からずっと好きな食べ物。
ミニトマトに関してはそらちGFの移動エイドで振る舞われるが、甘くてとにかくおいしいのだ。
1軒目に立ち寄る。どうやらここではとうきびは生しかないらしく茹でたものはないらしい。
それでは、と、ここではトマトを頂くことにした。
2.3種類試食させていただき、おいしいものを品定め。
安くて大容量なのだが、いかんせん自転車旅なのでそんなに大量にはもっていくことができない。
俺「これの、半分くらいの量で売っていただくことってできないですか?」
店「あ~ごめんねえ!この大きさだけしかやってないのよー。」
そうか、それは仕方ない。
ではちょっと多いけれど少し買ってとうきびと一緒に半分くらい食べて持っていくか。
ではちょっと多いけれど少し買ってとうきびと一緒に半分くらい食べて持っていくか。
店「お兄さんどこから来たの?え?大阪?すごいねえ。せっかくだからこれも食べてみてよ!味は物足りないけれど、水分多くて変わった食感だよ!」
俺「(mgmg…)ホントだ…すごい瑞々しい!トマトジュース食べてるみたい!美味しいです!」
店「もっと食べる?これ地元民には味がいまいちだって言われるから売れなくてさ、あげるから持っていきなよ!!(段ボール一箱)」
俺「いや、自転車だからそんなに持っていけな…」
店「いいっていいって!せっかく北海道来てくれたんだからさ!!!」
俺「じゃあ、2房だけもらっていきますね…お代も払いますよ^o^」
店「代金はいいって!!ホントに2房でいいの?じゃあこっちも持っていきなよ!(袋に入った普通の商品)」
俺「いや、あの…そんなに…」
店「いいからいいから!ホラ!!!」
なぜなのか
こうして突然大量のトマトをもらった自分はすぐそばのゆでとうきび直売所で買ったとうきびを食べつつ、
サコッシュに収納できる程度の大きさまでトマトを食べて減らすことにした。
(既に腹は大分膨れている)
恐るべし北海道。
次なるグルメポイントはきじ麺だが、道中にそらちGFのスタート地点、野外音楽堂キタオンに立ち寄る。
ここで嫁の位置情報を確認すると、全然まだ岩見沢にたどり着いていない。
何をちんたらしとるんだww
とまあ、本来なら自分も岩見沢以降は淡々と走るだけの予定だったので嫁を呼ぶことに。
「きじ麺一緒に食うか?」「食べるー!」と二つ返事で合流が決定。
嫁の到着までに時間があるので、自分はその手前の地点の宝水ワイナリーで一人で赤ブドウパフェ。
(遅い嫁の分はないっ!)
昨年のそらちGFでも最終のエクストラエイドとして君臨した宝水ワイナリー。
美味しいソフトクリームに、ワイナリーらしくブドウジュースがかかった実にさわやかなスイーツだ。
サクッと食べてきじ麺のお店「きじまるくん」に到着。
ここもそらちGF参加者にはおなじみではある。
でも、代わりに頼んだきじ塩ラーメンにきじめしがうまい。嫁の食べたきじせいろ御膳もうまい。
さて旭川を目指す。
残りは約100㎞程度。時間は昼の12時。
普段なら4時間もあれば到着する距離ではあるが、いかんせん嫁が自分の後ろにいる。
…間に合うんかこれ。
そんな心配もあったけれど、ここは流石北海道。しかもほとんど一本道。
主要道路だからそこそこ信号に捕まることはあれど、ほぼノーストレス。
一呼吸を置いたり、飲み物を飲んだり程度でサクサクと進んでいく。
それでも道中、気になるところは寄っていくスタイル。
専修大学前のセイコーマートの隣にある直売所ではブルーベリーを購入。
フッ!!!鉄壁の守り!!!!
日本一の直線道路
同じく直売所でメローーーン。
北菓楼本店でスイーーーーツ。
滝川市に入って旭川までもう一息(あと50㎞)というところで、嫁が大きく遅れだす。
このまま一緒にいてもお互いが体力を削るだけなので一度切り離して神居古潭にて集合することにした。
自分はサクッと神居古潭。
漫画「うしおととら」でも訪れる神居古潭。
この橋であの戦闘が行われていたのだろうか。
神居古潭はかつて鉄道が通っておりその名残も。
本来ならここは旭川サイクリングロードになっていてそのまま走ることができるのだが、土砂崩れの影響で通行止めになっており、結局のところ解除されていない。
廃線後の駅の先は数百メートル程度は走れるが、すぐに通行止めになる。
そうこうしていたところで嫁と合流。
嫁の休憩だけ取って、サクッと旭川に出発。
時刻は既に17時。まだ季節は夏とは言えあまり遅くなるわけにはいかない。
くっそwww
そこから先は特に苦労することなく無事に旭川駅に到着!
駅のキオスクで嫁が楽しみにしていたジュンドッグを購入し、これは翌朝に食べることに。
そしてこの日の晩御飯はジンギスカン!!
人気の大黒屋さんで、しっかりとカロリーを補給。
お昼も十分に食べたけれど、明日も距離走るししっかりと食べておかないとね(´_ゝ`)
食べて飲んで満足した2日目も無事終了。
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